これからのteam HACILA

この1年、team HACILAはひたすら走ってきました。
ただ外に出てまわりを見たい、なんかしたい。長野を盛り上げたい。
漠然としたおもいで、大学の外に、社会にすがるおもいで飛び出しました。

それでも、何も知らん、ただ粋がってるだけの学生を温かく迎えてくれる人が長野には大勢いました。
そして、そんな方たちは、僕らから見て、おもしろい事をしている人たちで、みなさん輝いて見えました。


この1年ただ走ってきたので、そろそろ地面を歩かなくちゃと思います。
「跳べなくても不安じゃない。地面は続いているんだ。」
team HACILAのテーマ曲には、そんなワンフレーズがあります。
その意味が最近わかってきた気がします。



そこで、これからのteam HACILAについて、田村なりにまとめてみました。


今後展開していくものとして、

①進行中の蔵の改修、活用
②長野面影不動産
③ネットワークづくり

じゃないかなと、田村は考えています。

①については、現在行っていることであり、今現在の「核」となっていることです。これに関しては引き続き、全員でやっていく必要があります。

②については、先日ブログにも載せたとおり、新井の目的である「不動産の資産価値の向上」に向けての第一歩です。
長野には、本当に多くの素敵な「方言をしゃべる建築」が残っていますが、残念ながら、それらの不動産的価値はゼロに近いのが現状です。
これらを中古住宅として誰かに使ってもらわなくては、建物は傷むばかりです。人も建物もその価値も、減っていく一方です。
「不動産」という名前には、負のイメージがつきまといますが、誰かが手を打たねばなりません。
これに関しては、地域の方とのネットワークづくりが急務となるでしょう。これ無しには解決できない問題です。
現在はナノグラフィカの方が、地元の方との連絡をとって下さっているので、おんぶに抱っことはいきませんが、それに協力し、地元の方の意見が聞けたらと思っています。

うれしいことに、9月1日付けで既存不適格の建物の増築に関する法律が、規制緩和されました。
既存建物の半分以下の増築であれば、構造計算がいらなくなるそうです。
これで全てが解決したわけではないですが、社会も徐々にベクトルの向きを変えてきているみたいです。


③については、大きくわけて
1、地元住民の方々とのネットワークづくり
2、県内でのネットワークづくり
3、県外でのネットワークづくり
があげられます。

1、は先ほども述べたとおりです。
2、については、team HACILAのように、学外で活動している学生はたくさんいます。活動をしていく上で必要なことは、たくさんの人と会うこと、刺激を受けること、そして自分で考えて動くことだと思います。
信州大学はキャンパスがバラバラで、お互い何をやっているのかさっぱりわかりません。他の学校の方の情報もさっぱり入ってきません。もったいないといわざるを得ないのが現状です。
大学に期待することはできないので、やっぱり自分達で動くしかありません。
まずは学生達が一堂に集まれる機会を作り、そこから構築していこうと思います。
「ぺちゃくちゃないと」の方も協力してくださるということで、「ぺちゃくちゃないと学生スペシャル」を開催していただこうと考えています。

3、に関しては、他県、特に地方で活躍している学生や団体の話をちょくちょく耳にします。
彼らともネットワークをつくり、「地方発、東京経由、地方行き」ではなく、直行便が作れたらと思います。


他にもメンバー個々に抱いている思いがたくさんあると思います。
「個人主義の共有」の真価が問われるときだと思います。


【田村啓】  


Posted by team HACILA. 2009年11月17日01:10 | Comment(4) | 日記

独り言

日記でも更新しようかな。

10/25日に長野市長選が行われます。
たむけは残念ながら岡山市民でありますので投票できませんが、実際すんでいるところだけに気になります。

今回の市長選で争点となっているのが、「市民会館立て替え」について。
築40年以上建っている市民会館と、市庁舎を新しくしましょうというもの。
候補地は駅前、現在イトーヨーカドーがある権堂、それから今建っとる現在地。
耐震的にダメだとか、芸術文化発展の為とか、現市長はそんな言い分で市民会館を建て替えたいらしいです。

こっからはたむけの個人的な意見なので、勝手に言わせて下さい。

まず、現在建っている市民会館は、日本建築学会会長も務めた佐藤武夫氏が設計した建物で、長野を代表する建築家、宮本忠長氏も設計に携わっています。今後長野の財産となっていくべき、大切な昭和の建築です。
長野市は、旧長野駅を現在に残す事のできなかった過去があります。

「古い建物のない町は、思い出のない人間と同じである。」

古いもんばっかあっても、時代についていく事はできんけど、せっかくポテンシャルあるものをバンバン壊すのはどうかと思います。
新しい市民会館に50億かける予算があるんなら、改修費用にまわしてもいんじゃねんかな。
改修とか改築って、一般の人はあんまなじみ無いかもしれんけど、結構すごいんで。日本の建築技術をナメちゃいけません。
50億で中途半端なホール作ってもね。

長野県県民文化会館
     (大ホール)    2,173
     (中ホール)    1,070
     (小ホール)     300
若里市民文化ホール    606
長野市篠ノ井市民会館   559
長野市松代文化ホール   328
メルパルク長野のホール   712
JA長野県ビル  アクティーホール  500
北野文芸座                385
NBSホール (長野放送敷地内)    308

( 現・長野市民会館  1,838 )

エムウェーブ   18,000
ビッグハット     8,000
ホワイトリング   5,000

長野市にはこんだけホールがあって、全然使われとらんしね。

次に、一等地なのにガラガラ、コンビニすら撤退っていう残念なトイーゴ君の二の前になるのは明らか。
あるものを上手に使うほうが賢いし、
文化芸術発展を目指すのに必要なのは、ハードよりソフトが重要。あと人ね。
本気で文化芸術発展を目指して、どうしようもないくらい文化芸術が発展してからでも、ハードは遅くないと思います。
ポテンシャルを秘めとるのは間違いないと思うしね。

そして最後に、財源は05年の4町村合併に伴う合併特例債を活用するそう。対象は、26年度末までに完成する建築物。要するに、計画を早急に進めないと建設費を捻出できなくなるそうです。
合併特例債については、自分で調べてね。

そんな期限付き条件付きの税金を無理矢理ハコモノに使わんで頂きたい。




ふー、すっきりした。

たむけの独り言でした。

たむけ  


Posted by team HACILA. 2009年10月23日19:56 | Comment(0) | 日記

久々です。

久々の記事投稿ですいません。。。。

最近は龍一ばかりに記事投稿をさせていて・・・ほんとに龍一のマメさに感謝と尊敬です。

さて、それでは最近のHACILAです。
まず3年生→3年生はやっと夏休みが終了しました。聞いた話によると、じゅんのすけは自分がだらしないがために、課題であるトレースを高速のパーキングで仕上げる羽目になったらしいです。余裕をこきすぎていたじゅんのすけはだらしがないですが、そこまでしたじゅんのすけのガッツは賞賛に値すると俺は思います。

そして、なんと3年生に新メンバーが加わろうとしています。思えば現3年生のメンバーを正式に迎えた覚えはありません。。。言葉は悪いですが、ただなんとなくメンバーに引きずり込んだような感は否めません。なんとなくとみたいなゆるい感じはHACILA4年メンバーの良くも悪くも言いがたい性と考えてますが、親しき仲にも礼儀ありということで、近々正式に新たな発足の飲み会でも開きたいなぁと考えてます。3年生がチガチに凝り固まった4年の頭をほぐしてくれれば、HACIlAの今後も開けてくるんじゃないかなと期待しています。


次に4年。→      特にありません。個々になにか考えましょーーー。


最近、龍一との話のなかで「いい感じに汚れているものほど美しい。(by龍一)」というテーマがでてきました。「美しい」という言葉の指標もよくわかりませんが、でもいい感じだなあと思いました。そこから掘り下げるだけでもおそらく相当数の企画アイデアがでてきそうな感があります。HACILAでやるかどうかはわかりませんが、NHK番組ででてくるような、皆がわかっていても、大多数の人が気づかないふりをする、もしくはどうしたらいいかわからない、そういった問題に挑戦するのもありなんじゃないかと思い始めています。大学の人間はややもすると専門主義に陥りがちです。というよりがっつり専門主義です。しかし、学生は世間一般が考えるほど専門的な知識があるわけではないのではないか正直思います。かといって社会的な見解も持ち合わせていない。。。現場で働いている人たちに、学生は勝りません。だからこそ、大きな社会的問題を、この大人とも子供とも取れない立場から、大学の外で学び、独自の視点で少しずつ切り崩していく。それができるようなteamとしてHACILAを発展させていければなぁと思います。

汚れていると思われがちで、パスしがちな大きな問題を、いい感じに変えていく。それが今後できれば最高です。(かなりあいまいな文章ですが)

こうしている間にも少しアイデアが沸いてきたので、近いうちに現実の活動として周囲に働きかけていこうと思います。

話が逸脱しまくってしまいまして申し訳ありません。とにかく3年生の加入をHACILAの新たなステージへとつなげられるように何とかしようと思うこの頃でした。


新井  


Posted by team HACILA. 2009年10月07日02:30 | Comment(0) | 日記

一周年

最近朝夕はほんと寒いくらいっすねー
長野の短い秋をみなさん感じてますでしょうか??
長野を離れているノブとじゅんのすけ、お元気ですか?

teamHACILAが発足したのが去年の夏休み終わりくらいだっけかー?
ちょうど1年くらい経つんですね。は、はやい!

発足当時はやる気満々、アンチ精神の塊のパンクロッカーみたいな感じで、
「俺らに出来ないことは何一つ無ぇぜ!どっからでもかかって来い!!」状態だった。ア、アホ!
でもまぁすぐ社会の厳しさを知り、地道にコツコツ、時に派手にやってきて、
今では違う意味で、結構何でも出来るんじゃね?って思えるくらいになってきてる気がする。
い、いいすぎ!

最近思うことは、他の人と和解したように見せかけた「対立状態の全面肯定」が多いということ。
わ、わかりにくい!
んーまぁ要するに、こないだのしげるの感じが1年前の俺らっぽくて!対立状態を肯定してない感じ、言いたいことを言うあの感じ、フ、フレッシュ!
三年生が入って活気付いた感はあるよねー。いい傾向だと思います。



龍一  
タグ :HACILA


Posted by team HACILA. 2009年09月15日22:42 | Comment(0) | 日記

はやりもんとかそういう俗っぽいものを見るたび嫌悪感を感じるけど、なんやかんやこんな時間に26時間テレビ見ながらドラクエしてる自分が一番俗っぽいのかも・・・


日々変わっていく価値観のなかで、時々ふと昔と変わらない自分が出てくるけど、そういうときって成長してねぇなぁと思いつつもなぜか安心する。

こないだ調査で行った飯綱山の木質バイオマス発電所。
ミヤマクワガタが3匹いた。
ショベルカー、ダンプカー、プロッセッサーなどなど小さいころの憧れだった「働く車」を運転する職員の人々。

つまらない山奥の発電所で目を輝かせていた俺を、みんなが白い目で見ていたことは言うまでもない。


龍一  


Posted by team HACILA. 2009年07月26日04:41 | Comment(0) | 日記

キミ子方式

「誰でも楽しみながら絵が描ける、それが<キミ子方式>です。
 
 描き始めの一点を決めそこから直接、色でとなりへとなりへと描き進めていくので下書きをすることはありません。
 植物は、根っこ→茎→葉っぱ→花というように自然のありように合わせた描き方をします。
 色は、赤・青・黄色の三原色と白、あい色の絵の具のみを使い、自分に見えたように、自分で色をつくります。
 
 紙が足りなければ紙を足し、余れば切ります。紙の大きさに自分を合わせるのではなく、描いた人と描かれたものを大切にする考え方です。
 
 物と向き合い、見たり触ったり、匂いをかいだりその仕組みを観察しながら描いていると、それぞれの『いのち』の美しさや不思議さに出会いさらに美しさが増すのも魅力です。

 あなたもご一緒に始めてみませんか?」

絵の描き方の方法なのですが、すごく素敵だなぁと思いました。
すごく単純な考え方じゃけど、奥深さを垣間見れた気がします。

たむ  


Posted by team HACILA. 2009年07月24日13:09 | Comment(0) | 日記

モチベーション

今日は暑かったなー。梅雨なんだかどうなんだかよくわからない日々が続いてます。
今日は研究室のプロジェクトとして進んでいる茅野の寒天倉庫の掃除にいってきました。
寒天倉庫とは以前寒天を作っていた大きな蔵で内部は土壁+漆喰ではなく、土壁+板張になっている。
とにかく大きく、5間×9間で3・4階の建物がいくつもある。
それをNPOが改修し、様々な用途を与えていくというプロジェクトなんだが、とにかく今日会った人たちはモチベーションが高い!「仕事でもこんなに頑張ったことねぇよなぁ〜。」なんておっさん達が話してる。
こんなモチベーションが続いていったら茅野はとてつもなくあつい場所になるんじゃねえかなぁなんて思う。
ただ信大がコラボできるのは有限なわけだし、地域の人達をもっともっととりこんでいってほしいなと思う。
つくることより維持することのほうが難しいと最近は思い知らされてるわけなんで、結局はそこに住む人達の想いなんだろう。

でもまあとにかく、寒天倉庫のスケールには圧倒されました。

新井  


Posted by team HACILA. 2009年06月21日23:12 | Comment(0) | 日記

引継ぎ問題

今日のミーティングで出た一番の問題。
引継ぎ問題。メンバーそれぞれがいそがしくなってしまった。
蔵の問題も含めてそろそろ本気で考えやなあかん。

でも今までずっと流してきただけあって、難しい。

俺らがやっとっることに興味を示して、一緒にやってくれる後輩はおるんかな?
俺らにガツンと自分の意見を言って、積極的に参加してくれる後輩はおるんかな?
そんなことを話し合いながら、結局具体的には決まらんだ。

ん~、とりあえず一緒に、今やっとることを体験してもらわな、言葉では、いろんな人との関わり合いとか、全然つたわらやんやろなー。

ってことで、意志のありそうな子に声かけて、一緒に行動してもらうに一票!  


Posted by team HACILA. 2009年06月10日18:45 | Comment(1) | 日記

要は飽きるか飽きないか

システムの影響力ってやっぱ大きいですよね。
自分の知らない間にできた、名前だけ聞いてもちっとも分からん法律ひとつで状況がガラッと変わったりする。
まぁ法律に関係なく、そういうのつくる人ってやっぱ賢いんでしょうなぁ。
でもそのシステムの盲点を(事の大小関係なく)突くことのできるひとはカッコイイ。てかそういう人間がいわゆる勝ち組なんだろう。
システムをつくる側とくぐりぬける側の相乗効果がいまの社会の(大袈裟だけど)黒い生命力みたいな気がする。
どっちにしろ知識をつけないとな!


龍一  


Posted by team HACILA. 2009年06月09日16:10 | Comment(0) | 日記

6月


初めてblogを書きます。亮です。

HACILAのメンバーはあきらかに忙しい、いや、毎日が充実しているんだろうな。
最近、投稿が途絶えがちなので初投稿です。




新年度になって早くも二ヶ月が経ってしまった。
あっという間の6月。
というのもこの二ヶ月で僕は、勉強するはずだったことがあまりできていない。

時間はあるのになかなか進まない。
時間があるからこそ甘さが出てしまい、その甘さに流されてしまう。

ってこれだって言い訳にしかなってないけど、こうやってblogに書くことで気を引き締めて、
充実した毎日をおくっていきたいです。いや送ります。




そーいえば6月になったから御開帳もそろそろ終わり?
他県の人の善光寺御開帳の知名度が想像以上に低くてショックでした。
けっこう知られていると思ってたのに、長野県の印象は軽井沢と雑木林だそうです。

長野県は隣接する県が日本最多なんだぞ!
  


Posted by team HACILA. 2009年06月02日00:54 | Comment(1) | 日記